電気通信大学 稲葉研究室は2019年4月に発足しました.当研究室では,人と人および人と機械の間のコミュニケーションの情報学的な理解を目指し,話し言葉の理解,人と社会的な対話が可能な人工知能の実現,対話の知的処理,対話処理のコンテンツへの応用に関する研究を行っています.
7月20日に開催される2025年 第1回オープンキャンパスにて研究室公開を行います.研究紹介やデモ展示を行いますのでぜひ遊びに来てください.
7月27日~8月1日にオーストリア・ウィーンで開催される自然言語処理分野のトップカンファレンス ACL 2025にて以下の発表を行います.
Zhiyang Qi, Takumasa Kaneko, Keiko Takamizo, Mariko Ukiyo, Michimasa Inaba: KokoroChat: A Japanese Psychological Counseling Dialogue Dataset Collected via Role-Playing by Trained Counselors (Long paper, main conference)
8月25日~27日にフランス・アヴィニョンで開催される談話と対話に関する国際会議 SIGDIAL 2025 にて以下の3件の発表を行います.
Tetsuro Takahashi, Hirofumi Kikuchi, Jie Yang, Hiroyuki Nishikawa, Masato Komuro, Ryosaku Makino, Shiki Sato, Yuta Sasaki, Shinji Iwata, Asahi Hentona, Takato Yamazaki, Shoji Moriya, Masaya Ohagi, Zhiyang Qi, Takashi Kodama, Akinobu Lee, Takashi Minato, Kurima Sakai, Tomo Funayama, Kotaro Funakoshi, Mayumi Usami, Michimasa Inaba and Ryuichiro Higashinaka: Analyzing Dialogue System Behavior in a Specific Situation Requiring Interpersonal Consideration (Short paper)
Shiki Sato, Shinji Iwata, Asahi Hentona, Yuta Sasaki, Takato Yamazaki, Shoji Moriya, Masaya Ohagi, Hirofumi Kikuchi, Jie Yang, Zhiyang Qi, Takashi Kodama, Akinobu Lee, Masato Komuro, Hiroyuki Nishikawa, Ryosaku Makino, Takashi Minato, Kurima Sakai, Tomo Funayama, Kotaro Funakoshi, Mayumi Usami, Michimasa Inaba, Tetsuro Takahashi and Ryuichiro Higashinaka: Key Challenges in Multimodal Task-Oriented Dialogue Systems: Insights from a Large Competition-Based Dataset (Long paper)
Kaito Nakae, Michimasa Inaba: Task Proficiency-Aware Dialogue Analysis in a Real-Time Cooking Game Environment (Long paper)
2025/06/03 日本語カウンセリング対話データセット KokoroChat を公開しました.
2025/05/30 2025年度人工知能学会全国大会(第39回)にて当研究室から以下の3件の発表を行いました.
岡田 湧路, 北川 峻, 渡邉 謙吾, 稲葉 通将, 橋本 敦史, 栗原 聡:MANGA109 に姿勢情報を追加したデータセットの構築による姿勢を制御した漫画キャラクター画像生成
上原 隆一, 稲葉 通将:オンライン小説サイトから収集したペルソナ対話データセットの構築
渡邉 謙吾, 岡田 湧路, 北川 峻, 稲葉 通将, 橋本 敦史, 栗原 聡:Manga109Script: 漫画レイアウト生成モデルのための脚本データセット
2025/05/26 大学院オープンラボ2025にて研究室公開を行いました.
2025/05/21 人工知能学会論文誌 論文特集「人工知能と物語応用」に以下の論文が採録されました.2025年9月号に掲載予定です.
稲葉通将: 対照学習を用いた発話のキャラクタ性の評価手法. 人工知能学会論文誌, Vol.40, No.5, 2025.
2025/04/04 新たな研究室のメンバーとしてM1が1名,B4が3名加わりました.
2025/03/10 言語処理学会第31回年次大会(NLP2025)にて当研究室から以下の2件の発表を行いました.
斉 志揚, 稲葉 通将: 話者スタイル抽出と対話フロー生成に基づく対話データ拡張手法
稲葉 通将, 千葉 祐弥, 斉 志揚, 東中 竜一郎, 駒谷 和範, 宮尾 祐介, 長井 隆行:Tabidachi: 旅行代理店タスク対話コーパス
2025/03/01 人工知能学会論文誌に以下の論文が掲載されました
朝原 隆太朗, 高橋 正樹, 岩橋 千穂, 稲葉 通将 :対話要約と情報拡張による対話に基づく情報推薦 . 人工知能学会論文誌, Vol.40, No.2, pp.A-O51_1-10, 2025.
2024/11/28 第15回対話システムシンポジウムにて当研究室から以下の4件の発表を行いました
小野関 宏己, 稲葉 通将:対話破綻検出と知識の興味深さに基づく雑談応答生成手法の提案
佐々木 陸生, 稲葉 通将:説得対話におけるエージェントによる同調効果の分析
中江 海斗, 稲葉 通将:共同作業におけるユーザの習熟度に基づく対話分析
田尻 愛斗, 稲葉 通将:対話に基づく観光地推薦のためのDPOを用いた情報抽出性能の改善
2024/11/24 第2回オープンキャンパスにて研究室公開を行いました
2024/10/30 令和6年度次世代AI人材育成プログラム(BOOST)にD1 田中が採択されました
2024/10/08 SIGDIAL2024参加報告のブログ記事を掲載しました.
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