稲葉研究室では,対話システム・対話処理に興味がある学生を募集しています.研究室見学や相談は随時受け付けていますので,配属を希望・検討している学生は稲葉(m-inaba[at]uec.ac.jp)まで気軽にご連絡ください.
当研究室は人工知能先端研究センター(AIX)所属の研究室ですが,同時にI類・情報学専攻の経営・社会情報学プログラムにも所属しています.4年次に当研究室に配属されるためには,I類のメディア情報学プログラムか経営・社会情報学プログラム,および先端工学基礎課程(夜間主課程)に所属している必要があります.
毎年11月に3年生向けの配属説明会と研究室見学会を実施しています.日程等は当Webサイトに掲載予定です.
また,学部1,2年生の相談・見学も歓迎します.気軽に連絡してください.配属前に研究に触れてみたいという人も学年問わず歓迎します.
当研究室では他大学からの大学院進学者も募集しています.当研究室に配属されるためには,大学院情報理工学研究科 情報学専攻を受験してください.博士前期課程(修士課程)については毎年8月に,博士後期課程(博士課程)は8月と翌年2月に入試があります.
毎年6~7月ごろにオンラインで外部進学希望者向けの説明会を実施しています.日程・参加方法等は当Webサイトに掲載予定です.
また,毎年5月のオープンラボ,7月,11月のオープンキャンパスにおいて研究室公開を実施しています.研究内容の紹介や対話システムのデモ展示を行っており,また進学・配属相談および学生との交流もできますので,興味がある方はぜひ参加してください.
なお,他大学からの推薦入試での入学は非常に狭き門となっています.推薦入試の合格には所属大学において学年トップクラスの成績(GPA)が最低限必要で,国内外での研究発表など研究業績や受賞経験があることが望ましいです.
留学生の方で博士前期課程(修士課程)での入学・配属を希望する場合,出願までに日本語能力試験(JLPT)のN1に合格していることを配属の条件としています(つまり,出願の前年の12月の試験でN1に合格している必要があります).
すでに修士号を取得しており,博士後期課程(博士課程)を希望する場合は特に条件はありません.
外部から博士前期課程(修士課程)への進学を希望する研究生の受け入れは行っていません.当研究室への配属を希望する場合は大学院入試に合格してください.
修士号を取得済みで,博士後期課程(博士課程)への入学・配属を希望する場合のみ研究生を受け入れる場合があります.その場合は相談してください.
取り組む研究テーマは,各自の興味に合わせて自ら設定することを奨励します.ただし,配属直後に自らテーマを見つけることはなかなか難しいと思いますので,最初は教員からテーマを与えます.このテーマは9月末まで取り組むことになります.そこでサーベイの方法・研究の進め方などを学び,10月以降から自ら設定したテーマに取り組んでもらいます.
その後,自ら設定したテーマについて例年11月~12月に首都圏で開催される対話システムシンポジウムで全員ポスター発表を行います.年度末の卒業論文執筆,卒業研究発表を経て,良い研究成果が得られた場合は研究成果を国際会議で発表することを目指します.
当研究室では,学生のみなさんにとってストレスのない研究環境の整備に力を入れています.
学生にはノートPC,4K大型ディスプレイ+ディスプレイアーム,ハイエンドキーボード(東プレ REALFORCE or PFU Happy Hacking Keyboard Professional),マウス(ロジクール MX ELGOほか),電動昇降デスク,アーロンチェアリマスタードライトが貸与されます.
深層学習に関する研究のため,GPUを搭載した計算機群を研究室で所有しています.GPUは合計でRTX 6000Adaが7基,A100が8基,A6000が12基搭載されており,今後も増強予定です.また,当研究室は人工知能先端研究センター(AIX)にも所属しているため,AIXが所有するGPUクラスタも利用可能です.
ゼミ室には茶菓コーナーを用意しており学生は無料で利用できます.お菓子は週一回補充され,お茶・コーヒーは飲み放題です.
学生が有志で購入したボードゲームもあります.
新規配属された学生は研究に必要な知識とプログラミング能力の習得のため,前期は週2回の勉強会へ参加してもらうほか,進捗報告を行うゼミ,論文紹介を行う輪講をそれぞれ週1回ずつ行います.その他,月1回30分程度の個別ミーティング (研究相談)や,新規配属生を対象とした毎日15分程度の進捗報告のためのショートミーティングを実施しています.お盆前からの1ヶ月は夏休み,後期はショートミーティングと勉強会は行わず,ゼミと輪講のみとなります.
前期の週2回の勉強会は課題が出されること,後期以降の輪講では毎週英語の論文3本を速読し,簡単にまとめてくる必要があるなど,他の研究室と比べて忙しい方だと思います.ただし,コアタイムは設けていないほか,土日祝日は休み,徹夜・研究室への宿泊は禁止としており,メリハリのある学生生活を送ってもらいたいと考えています.
当研究室としては,博士前期(修士)課程への進学を強く推奨します.学部卒よりも修士卒のほうが就ける職種の幅が広がるほか,生涯賃金収入の面でも有利だという調査結果もあります.
博士後期(博士)課程への進学については強く勧めることはありませんが,興味のある人は気軽に相談してください.ちなみに,博士に進学すると就職先が無いという噂もありますが,情報系に限って言えば全くそんな事はありません.さらに自然言語処理・対話システムに限定すれば,それらに力を入れている企業間で博士人材が奪い合いになっているというのが現状です.
大学院へ進学せず,学部卒で就職を希望する学生も受け入れます.ただし,勉強会で担当する範囲や課題などについては,就職希望者と進学希望者の間で差を設けたりはしませんので,その点は留意してください.
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